「特許庁って何をしているところ?」
「どこにあるの?」
「どれくらいの規模の組織なの?」
知的財産について調べると必ず出てくる「特許庁」ですが、実はその中身まで知っている人は多くありません。
特許庁は、
特許・商標・意匠などを扱う日本の行政機関
です。
この記事では初心者向けに、
- 特許庁の役割
- どこにあるのか
- 職員数や取扱件数
- 私たちとの関係
まで、具体的に解説します。
特許庁とは日本の行政機関
特許庁(JPO)は、
経済産業省の外局として設置されている国の機関
です。
日本における
- 特許
- 商標
- 意匠
- 実用新案
といった知的財産制度を担当しています。
特許庁はどこにある?
特許庁は、
東京都千代田区霞が関
にあります。
いわゆる「官庁街」に位置しており、
- 経済産業省
- 外務省
- 財務省
などと同じエリアです。
具体的には
特許庁庁舎(霞が関)
に所在しています。
特許庁の職員数はどれくらい?
特許庁の職員数は、
約2,800人規模(近年)
です。
その中でも特徴的なのが、審査官の存在です。
審査官は、
- 特許
- 商標
- 意匠
の出願を審査する専門職で、
理系・法律系の専門知識を持つ職員
が多数在籍しています。
年間どれくらいの出願を扱っている?
特許庁は非常に多くの出願を扱っています。
近年の日本の出願件数の目安は次の通りです。
特許出願
約30万件前後/年
商標出願
約15万〜20万件/年
意匠出願
約3万件前後/年
つまり特許庁は、年間数十万件規模の知的財産を処理する巨大組織です。
特許庁の主な仕事
特許庁の仕事は大きく3つに分かれます。
① 出願の受付
企業や個人からの
- 特許出願
- 商標出願
- 意匠出願
を受け付けます。
② 審査
提出された出願について、登録できるかどうかを判断します。
例えば特許では、
- 新規性
- 進歩性
などがチェックされます。
③ 権利の登録
審査を通過したものについて、正式に権利を付与します。
これにより、
- 特許権
- 商標権
- 意匠権
が発生します。
特許庁は「権利を与える機関」
重要なポイントです。
特許庁は権利を与える機関であり、侵害を取り締まる機関ではありません。
例えば、
- 商標侵害
- 特許侵害
といった問題は、裁判所で解決されます。
特許庁は私たちのビジネスと関係している
特許庁は一見すると遠い存在ですが、実は日常のビジネスと密接に関係しています。
例えば、
- 商品名を決める
- ブランドを作る
- 新しい技術を開発する
といった場面では、特許庁の制度が関係します。
特許庁の情報サービス
特許庁は、一般の人向けにも情報を公開しています。
例えば、
- 特許・商標の検索システム(J-PlatPat)
- 出願手続のガイド
- セミナー・説明会
などです。
これにより、誰でも制度を利用できる仕組みになっています。
まとめ
特許庁とは、
知的財産を管理する日本の行政機関
です。
ポイントを整理すると、
- 所在地:東京・霞が関
- 職員数:約2,800人
- 年間出願:数十万件規模
- 役割:出願受付・審査・登録
という特徴があります。
特許庁は、日本の技術やブランドを支える重要な機関です。
特許庁への出願は、
- 書類作成
- 審査対応
など専門的な対応が必要になることがあります。
当事務所では
- 特許出願
- 商標登録
- 意匠登録
などの手続を行っております。
知的財産の保護をご検討の方は、当事務所までご相談ください。
